いけむランド

はてダからやってきました

「Cyber Arts Japan サイバーアーツジャパン―アルスエレクトロニカの30年」に行ってみた


興味深かったものを以下に列挙してみる。

テンキパン

プロモーション? DVD が上映されていたが、その中で以下のような説明があった。

我々はコンピューターの発展・普及した現在の環境下において、パソコンから容易に膨大な量の情報を得ることが出来るが、そのためには意識的に画面を見る必要がある。一方、実世界で生活している我々がパソコンに向かっている時間は極僅かである。そこで日常行われる行為に情報を付加することで「情報を得るためにしなくてはならない行為」を排除し、生活の中から情報を得る作品の制作を考えた。


実際に今の自分の生活に当てはめてみると、基本的には家や会社では目の前に据え置き型の情報端末 (PC) が存在し、それ以外の時間帯でも持ち運び可能な情報端末 (携帯電話) でネットにアクセスしている。この説明を聞いて、それらに依存してしまっている自分に気づかされた。

一方で、日常から情報を取得するような社会については星新一の作品にもあったと思う。たしか、いろいろな物品の表面に装着可能なディスプレイシートに四六時中、広告が流れるような話だったと思うが、それを自分たちがネットで欲しい情報を取捨選択するように制御することができれば、面白いんじゃないかなと思った。

exonemo

Twitter の TL から「神」という文字を検索して、それを「ゴット」に置換した TL をひたすら流していた。*1

おそらく (当然だろうけど) 文脈は見ていないため、たまに中国語の間にいきなりカタカナが出てきたり、「巨人×阪神」が「巨人×阪ゴット」のように明らかな固有名詞も置換されていたりするあたりがそれはそれで面白かった。

パンフレット

最後にパンフレットの画像をあげておく。


Cyber Arts Japan パンフレット (表) Cyber Arts Japan パンフレット (裏)

*1:ネット上では見られないのかな?