第3回 学生諸君、「就活としての勉強会」に参加せよ/よしおかひろたかの「初めての勉強会」
http://jibun.atmarkit.co.jp/lcom01/rensai/first/03/01.html
著名人らによるいろんなメディアで紹介されて、流行になってきた感もあり、ちょっとしたインフレ状態になってきている勉強会だけど、もちろん数が多ければ多いほど、いろんなこと (知識なり交流なり) を得る機会が増えて、どんどんハッピーになれる人が増えると思っている。
一方で勉強会に対して、学生が抱くであろう疑問点に言及しているエントリもある。
3. 参加者が充実してるように見えても現場が充実してるとは限らない
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3について。勉強会に参加する人って結構層が限られてて、特にIT大手(数万人規模)だとなかなか参加者いないんじゃないかなぁ。理由として
- 普段忙しいので休日は寝るだけ
- 大手だとコーディングするの少なくて、設計書書いて外注することが多い
- ↑のことから、勉強会に参加して技術を得ても業務に直結しない。下手に平日行ったらサボってるように思われる。もしくは仕事が減らない。この辺は会社側が奨励してくれたらいいんだけど・・
また、その人にとってやりやすい職場環境でも自分にとっては良くないかもしれない。これは話しまくれば見えてくるかも。
個人的な偏見で言わせてもらうと、大手だと「オープンにできる知識は金にならない」という考え方の人が多い気がする。
勉強会というのはオープンにできる知識を他者に与えて、ハッピーにしてあげることで、周り回って最終的に自分たちは他者から何倍にも膨れ上がったハッピーを返してもらえるという発想に基づいているものだと思っている。
だけど、大手と呼ばれる企業の中にはオープンな思想がない時代から続いているやり方を自分たちがハッピーになるために行使しているところがある。
それは仕様やら何やら全部をクローズドにして、他者に対して「ハッピーになりたければ金を出せ」というやりとりで自分たちをハッピーにするという思想に基づいている。実際に製品を売っていたりするところはそうしないと潰れてしまうので仕方ない。
また、中の人が参加したいと思っていたとしても、勉強会で得られるオープンな知識では自分たちのクローズドな知識を補えないというミスマッチもあるだろう。
自分の場合も実際に学生や別の会社の技術者と会ってみるだけでも相当な刺激だった。
勉強会で得られる知識ももちろん価値があるけど、懇親会で得られる交流はそれ以上に大きな価値を持っているかもしれない。