気が向いた時にまとめる不定期連載です。
以前、cygwin 公式で ruby が 2.6 にアップデートされた旨を報告したのですが...
時は流れて、その 2.6 がもうすぐ EOL になってしまいます。
Ruby 2.6
status: security maintenance
release date: 2018-12-25
EOL date: 2022-03-31
というわけでアップデートしないとまずそうなのですが、cygwin 公式の ruby については maintainer が不在という状態となっています。
last updated | package | version | upstream version |
---|---|---|---|
2019-09-16 01:05 | ruby | 2.6.4 | 3.1.1 |
(以前は Yaakov Selkowitz という方がされていたのですが、この方がメンテナンスされてた他のものも明示的に orphaned になったため、退かれたようです。)
というわけでちょっとアップデートできるか調べてみているのですが、いかんせんパッチの選定基準やディレクトリ構成の設定方針など、わからないことが多いし、2.6 から最新の 3.1.1 にすると、それらがさらに複雑に絡んで、とりあえずビルドができるけど、これをインストールして動くのか?gem はパッケージ分割するの?など疑問点や課題が山積みで、まあぼちぼちやっていくしかないなと思っているところです。