いけむランド

はてダからやってきました

Ruby on cygwin (2022/2月号)

気が向いた時にまとめる不定期連載です。

以前、cygwin 公式で ruby が 2.6 にアップデートされた旨を報告したのですが...

fd0.hatenablog.jp

時は流れて、その 2.6 がもうすぐ EOL になってしまいます。

www.ruby-lang.org

Ruby 2.6

status: security maintenance

release date: 2018-12-25

EOL date: 2022-03-31

というわけでアップデートしないとまずそうなのですが、cygwin 公式の ruby については maintainer が不在という状態となっています。

www.cygwin.com

last updated package version upstream version
2019-09-16 01:05 ruby 2.6.4 3.1.1

(以前は Yaakov Selkowitz という方がされていたのですが、この方がメンテナンスされてた他のものも明示的に orphaned になったため、退かれたようです。)

cygwin.com

というわけでちょっとアップデートできるか調べてみているのですが、いかんせんパッチの選定基準やディレクトリ構成の設定方針など、わからないことが多いし、2.6 から最新の 3.1.1 にすると、それらがさらに複雑に絡んで、とりあえずビルドができるけど、これをインストールして動くのか?gem はパッケージ分割するの?など疑問点や課題が山積みで、まあぼちぼちやっていくしかないなと思っているところです。

もうちょっと目処が立ったら、ML に ITA / ITP を投げてみる予定。