いけむランド

はてダからやってきました

RPM 5.0

RPMプロジェクトは5日(米国時間)、多くのLinuxディストリビューションに採用されているパッケージングツールの最新版「RPM 5.0」をリリースした。対象プラットフォームにはLinuxやBSD、SolarisやMac OS X、Cygwinなど、現時点における主要なUNIX系OSが網羅されている。

対象プラットフォームにちゃっかりと cygwin が入っているのだが、cygwin 本家は使う気があるのだろうか?


以前 X on Windows2 が出た頃に調べた記憶があるのだが、たしか Windows が使用中の DLL を削除できない理由で cygwin に依存した rpm が cygwin1.dll を直接置換できなかったはず。

ただ rpm は公開されていたので、自前で rpm による cygwin 環境を構築する場合は仮の cygwin1.dll と rpm.exe で ftp://ftp.holonlinux.com/pub/XonWindows/RPMS/cygwin-1.3.5-3h1.i586-cygwin.rpm をインストールし、そのパッケージ内の /usr/bin/cygwin1.new をエクスプローラか何か cygwin に依存しないもので cygwin1.dll にリネームする必要があった気がする。*1

以上より cygwin を rpm に移行するには cygwin に依存しないインストーラが必要になるのではないかと思う。可能性としては setup.exe に rpm 対応を組み込むのが一番ありそう。


...というか、かなり前に実際にやってる人がいるみたいなんだけど、そのレポートが英語じゃないから読めないんだよね...。

*1:ここらへんの手順は google:cygwin rpm で検索すると、けっこうでてくるので、そちらを参照してもらいたい。