いけむランド

はてダからやってきました

ML archive をちょっとだけ比較してみた

ML archive を読んだり、はてダに引用したりする場合に使いやすいのはどれかをちょっとだけ考えてみた。


比較したのは以下の 3 つである。

個人的には The Mail Archive が一番使いやすいと感じた。

SourceForge.net

プロジェクトが SF.net をホストにしている場合はそこで提供される ML を使用していることが多く、その ML archive も公開されている。

スレッドのすべてのメールを一度に閲覧することができるため、話はとても追いやすいが、最近使用してみたところではサーバがけっこう重く、ダウンロードに時間がかかった。
また、スレッドのページの title が ML 名であるため、http 記法の :title オプションを指定しても、メールの subject が title になってくれないため、リンクを読みやすくするためには :title=... でわざわざ subject を書かないといけない。

MARC

SourceForge.net に比べるとかなり軽快で、CSS を使っていないシンプルなデザインが特徴である。

ただし、スレッドのすべてのメールを一度に閲覧することができない上に、スレッド内の返信の関係も見えないようなので、話を追うのはちょっと手間がかかるかもしれない。

また、残念なことにそれほど多くの ML をサポートしていないようである。おそらくメジャーな ML のみと思われる。例えば、cygwin-ports-general は archive されていなかった。

The Mail Archive

こちらも SourceForge.net ほど重くない。また、ML のアドレスを登録すれば、すぐに archive してくれるようになるらしく、対象となる ML の種類は既に挙げた ML archive よりも多いと思われる。

スレッドは一度に閲覧することはできないが、スレッド内の返信の関係は見えるため、話の流れは追いやすいと考えられる。

まとめ

個人的に重視している観点で各 ML archive を比較した表を以下に示す。

比較項目 SourceForge.net MARC The Mail Archive
体感速度
スレッドの話の追いやすさ
:title によるリンク名の引用 ×
サポートされている ML の種類