いけむランド

はてダからやってきました

普段は Java を書いてるけど RubyKaigi 2024 に行ってきた (Day 1)

モノレールにも乗れ〜る。

Writing Weird Code

TRICK な話とコードも交えつつ、今回の発表にどのようなものがあるかを紹介していただけた、すばらしい基調講演だった。

github.com

BBQ の時にこれらのコードは全部で一ヶ月くらいでつくりあげたとうかがった。

Lunch

どうしてもポーたまが食べたかったため、ちょっと歩いて牧志市場方面へ。

porktamago.com

自分が並んだ直後に大量の修学旅行生が押し寄せたため、本当にギリギリだった。

The grand strategy of Ruby Parser

自分はどちらかというと parser を使いたい側 *1 であるため、今後どのようにしていく予定であるのかを聴けたのは良かった。

また、

  • 今まで parse.y の使用制限でできないと思われていたものが parser generator で解消できることがわかった。
  • parser generator で他の言語でも使用できるインタフェースを生成する。

あたりがとてもいい話だった。

Long journey of Ruby standard library

標準ライブラリをどのようにメンテナンスしていくか (特に default gems / bundles gems まわり) という話は自分が cygwin package をメンテナンスしていく上でいつも気になってるところである。

個人的には C extension のインストールパスに build system triplet が含まれることが必須になるのはありがたい。

Namespace, What and Why

Definition Collisions や Version Collisions の解消は本当にデカいと思う。

デモでたまに踏むという SEGV を引いてしまったのは本番の魔物感。

一方で古い gem でもそのまま動かせちゃうからアップデートをサボる懸念というのも、普段の仕事でもやってる脆弱性対応できちんとライブラリをアップデートする重要性から、よくわかった。

Exploring Reline: Enhancing Command Line Usability

毎回 GNU readline 互換のものをつくってるというのを聴いて、本当に大変だ...と感じている。

後半の Undo 実装の紹介はとてもわかりやすくて参考になった。

An adventure of Happy Eyeballs

複数のリソース群の IO 待ちを pipe を組み合わせて 1 つの select で対応するのは上手い実装だなあとめっちゃ感心した。

自分だったら雑にスレッドをつくりまくって死んでそう。

RubyKaigi 2024 Official Party

夜は浜辺で BBQ

エモい夕日

微妙に RubyKaigi っぽい名前の船

美味しくいただきました

このタイミングで参加してそうな友人 / 知人にはだいたい遭えた感じ。

onk さんが今回は (スタッフではなく) 普通に参加してたのにちょっとびっくりした。

「いけむらさんはいつも記事を tweet してくれるのでありがたい」という言葉をいただいたんだけど、自分としては Feedly にぶっこんでる中でいい記事があったら、みんなにも読んでもらいたいから流してるだけで、onk さんの記事を毎回 tweet するのは、毎回内容がいいからというそのままな理由だったりする。

*1:作りたい側ではないの意